日本だけではなく世界中で、コストコファンはたくさんいることでしょう。何を隠そう私もその1人。
コストコはレストランや企業のオーナーたちが買い出しに来るだけではなく、少人数の家族にも、とてもお得な小売りチェーン店です。
年会費を払って会員になってまで、買い物をしたくなる魅力いっぱいのコストコ。
いったい会員数は何人いて、日本や世界ではいくつあるのでしょうか?
そして今回は、何故コストコが低価格で売ることができるのかなどの疑問にもせまってみます。
コストコの会員数は?
コストコの会員数は2018年の調べでは、日本国内で法人会員を含め460万人、グローバルの会員総数は9430万人と、前年に比べ1.4%増えています。
会員の更新率は、アメリカで90.4%、世界で87.9%となっています。
コストコで買える物の中で、有名なのは
フレッシュな野菜や果物
冷凍食品
クッキーやパイなどのスイーツ
プリクックされて自宅でサッと食べられるランチやスープ類
クリスマス時期には行列になるロティサリーチキン
などの食料品は有名ですね。
他にも
トイレットペーパーやおむつ
ペーパータオルなどの紙製品類
オフィスで必要なハサミやホッチキス、テープ類などの事務用品も売っています。
本格的なテレビやパソコン、冷蔵庫やトースターなどの電化製品、
そして家具やインテリア商品もあります。
時計やアクセサリー、Tシャツやフーディ、下着や靴下などの衣料品、
香水やコスメ商品
ペット商品
他にもタイヤや車用品、ガソリンも手に入ります。
このように小売り店ではありながら、様々な商品が売ってあるコストコは”倉庫店”とも呼ばれている大人気な小売りチェーン店なのです。
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日本国内と世界コストコの数は?
それではコストコはいったい、いくつあるのでしょうか?
まず発祥地であるアメリカにはプエルトリコも含めて、527倉庫店。
カナダで100倉庫店、
メキシコで39倉庫店、
イギリスで28倉庫店、
韓国で15倉庫店、
台湾で13倉庫店、
オーストラリアで10倉庫店、
スペインで2倉庫店、
フランスで1倉庫店、
アイスランドでも1倉庫店、
そして日本では26倉庫店があります。
仏カルフールや英テスコが日本から撤退する中、コストコはこれからもどんどん増えていく勢いです。
コストコはこれから人口が増えていくと予想される土地の一部をいち早く買いとり、実際に人口が充分に増え倉庫店を設置しても利益が得られるとわかってから、コストコを建て始めます。
あなたの住む地域の近くにも、いつかコストコが入ってくるかもしれません。
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なぜ低価格で販売できるのか?
まずは、メーカーからの直接大量仕入れで、原価を安く設定できるメリットがあります。
ほとんどの小売店が宣伝費に何億と費やすのに比べ、コストコはこの宣伝をやらず会員の口コミだけにしているので、大幅な経費節約になります。
そしてコストコで買い物をする人は全てが会員なので、その1人1人から入る会員費で荒利がでてきます。
この会員制も他のスーパーでは見られないマーケティングであり、会員になった人が「会員費払ったから買い物しなきゃ」と思わせる心理もついているのです。
その他、ハワイやプエルトリコを含むアメリカ、スペイン、フランス、UK、台湾、そして日本のコストコも駐車場にソーラーパワーを使うなどして、経費を節約しています。
普通のスーパーや小売店では在庫を保管する倉庫が他にあり、小売りをするお店は別に設けていますが、コストコは店自体に広く高く商品をパレットで積み上げ、倉庫兼小売店にしてあり、ここでも節約が見られます。
売る商品についても、コストコサイズと言われるボルク(大量)で売ってあり、色やサイズなどの種類も売れ筋の物だけを揃えてあり、無駄がありません。
このようなことから、コストコは低価格でお客様に商品提供ができるのです。
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まとめ
今回はコストコの会員数や倉庫店数、何故低価格なのかなどの秘密にせまってみました。
それらを調べていくうちに、コストコがやっている新しい無駄のないアメリカ流のマーケティングも見えてきて、低価格の謎も解けました。
でっかくて目が回るようなコストコ。
私が買い物に行く時は、とっても安いフードコートで毎回ランチを食べます。
ホットドッグがドリンク付きで180円は嬉しいですね。
安いんだからあれもこれもと買っていると、いつも1万円は超えてしまうコストコでの買い物。
これもせっかく来たんだからという、人間の心理をしっかりつかんでいるコストコのマーケティング商法なのです。
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