台風10号「ハイシェン」は現在、強い勢力で九州地方に接近しています。
9月7日(月)現在は九州・中国地方の大雨となっています。
暴風雨が予測されているので注意が必要です。
【今日、傘が必要なエリア】
九州や中国地方では午前中、大荒れとなります。外出せずできるだけ安全な屋内で過ごしてください。台風から離れた四国や紀伊半島、東海でも激しい雨が降る恐れがあり、大雨に警戒が必要です。関東は変わりやすい空となるため折り畳み傘の用意を。https://t.co/o6cDHqV21Y pic.twitter.com/w9KatJeRYU— ウェザーニュース (@wni_jp) September 6, 2020
ここでは米軍の進路予想図を見方の解説と合わせて紹介、ヨーロッパ中期予報で風の動きも見ることができます。
気象庁の進路図予想と天気図も案内や九州・四国・中部・関西・関東への影響も案内しています。
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目次
台風10号米軍の進路予想図
アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)の台風情報はアメリカの政府機関が利用するための情報で、一般の人々もアクセスできるようになっています。
進路予想図の見方の解説と一緒にご案内します
米軍の「進路予想図」は「Joint Typhoon Warning Center」のページ右側にある「TC Warning Graphic」に表示されます。日本の気象庁の台風情報がだす台風番号とは一致していないので台風名で確認します。
今回の台風名は「TYPHOON 11W (HAISHEN)」と右側一番上の行に表示されています
表記日時のみかた
06/12Z→6日21時
(12Z は協定世界時なので日本時間は9時間プラス)
85KTS→風速約42.5m/s
最大瞬間風速はKTS(ノット)表記されているので風速にすると半分くらいの数字です。
30KTSの場合はだいたい15m/sくらいです。
今回の台風の風の強さや影響がどれくらいになるのかは、こちらの風速と風の強さの表が参考になります。
9月6日21時には鹿児島南部での最大風速42.5m/sが観測されていて「猛烈な風」となり屋外での行動は危険です!
(参照元:tenki.jp)

台風10号のヨーロッパ中期予報
欧州中期予報センター(ECMWF)の予測図をみてみましょう
9月6日(日)
9月7日(月)
9月8日(火)
台風10号の動きWindy
こちらのwindy.comというサイトでは風の動きと予測を見ることができ、台風の動きがよくわかります。Windy.com
画像下にある▶印をクリックすることで風の動きの予測画像をみることができます。参考にしてください!
台風10号ハイシェン気象庁の進路予想図
9月6日(土)現在の進路予想図です。引用元:気象庁ホームページ
最新の情報はこちらから確認するようにしましょう!気象庁・台風情報
気象庁の台風情報についてのポイントです
- 予報円は70%の確率で台風の中心が入る範囲で台風の大きさではない
- 台風の実況と24時間先までの予報は3時間毎に発表
- 120時間先までの予報は6時間毎に発表
- 台風で災害が発生するおそれが出てきた場合、実況と1時間後の推定位置を1時間毎に発表
<05日22時の実況> | |
大きさ | 大型 |
強さ | 非常に強い |
存在地域 | 南大東島の南西約40km |
中心位置 | 北緯 25度35分(25.6度) |
東経 130度55分(130.9度) | |
進行方向、速さ | 北北西 15km/h(9kt) |
中心気圧 | 920hPa |
中心付近の最大風速 | 50m/s(100kt) |
最大瞬間風速 | 70m/s(140kt) |
25m/s以上の暴風域 | 東側 280km(150NM) |
西側 185km(100NM) | |
15m/s以上の強風域 | 東側 600km(325NM) |
西側 440km(240NM) | |
<06日09時の予報> | |
強さ | 非常に強い |
存在地域 | 奄美大島の南東約120km |
予報円の中心 | 北緯 27度35分(27.6度) |
東経 130度20分(130.3度) | |
進行方向、速さ | 北北西 20km/h(11kt) |
中心気圧 | 920hPa |
中心付近の最大風速 | 50m/s(100kt) |
最大瞬間風速 | 70m/s(140kt) |
予報円の半径 | 45km(25NM) |
暴風警戒域 | 東側 320km(175NM) |
西側 230km(125NM) | |
<06日21時の予報> | |
強さ | 非常に強い |
存在地域 | 屋久島の西約110km |
予報円の中心 | 北緯 30度30分(30.5度) |
東経 129度25分(129.4度) | |
進行方向、速さ | 北 30km/h(15kt) |
中心気圧 | 920hPa |
中心付近の最大風速 | 50m/s(100kt) |
最大瞬間風速 | 70m/s(140kt) |
予報円の半径 | 65km(35NM) |
暴風警戒域 | 東側 340km(185NM) |
西側 250km(135NM) | |
<07日21時の予報> | |
強さ | – |
存在地域 | 日本海 |
予報円の中心 | 北緯 39度05分(39.1度) |
東経 128度05分(128.1度) | |
進行方向、速さ | 北 40km/h(22kt) |
中心気圧 | 975hPa |
最大風速 | 23m/s(45kt) |
最大瞬間風速 | 35m/s(65kt) |
予報円の半径 | 140km(75NM) |
<08日21時の予報> | |
強さ | – |
温帯低気圧 | |
存在地域 | 中国東北区 |
予報円の中心 | 北緯 44度35分(44.6度) |
東経 127度10分(127.2度) | |
進行方向、速さ | 北 25km/h(14kt) |
中心気圧 | 990hPa |
最大風速 | 18m/s(35kt) |
最大瞬間風速 | 25m/s(50kt) |
予報円の半径 | 220km(120NM) |
九州・四国・中国・関西への影響は?
沖縄はもちろん、九州から四国、中国、関西、関東にも暴風や大雨の影響が予測されています。油断せずに最新の情報をチェックして備えておきましょう。

九州地方への影響
【台風情報】9月5日(土)19時推定で、大型で非常に強い台風10号(ハイシェン)は南大東島の南約80kmを北北西に進んでいます。今後も非常に強い勢力を維持して北北西に進み、6日(日)の未明〜朝は沖縄本島や奄美諸島が暴風域に、6日(日)18時頃は九州南部が暴風域に入る見込みです。https://t.co/8pKuZ8rrLI pic.twitter.com/cI0cCs9eVf
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 5, 2020
中国地方への影響
島根県で局地的に雨が強まっています。気象庁は、松江市付近で19時30分までの1時間に約110mmの猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表しました。https://t.co/mcymHE5jT7 pic.twitter.com/CkYfX4kNvk
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 5, 2020
関西地方への影響
今日5日(土)は、昇温と台風10号による暖かく湿った空気によって大気の状態が不安定になり、近畿では局地的に激しい雷雨になっています。荒天の間は外出を極力控えて屋内で過ごすようにしてください。https://t.co/EwHgP9VRMD pic.twitter.com/sW8UMipm9T
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 5, 2020
関東地方への影響
今日5日(土)は、大気の状態が不安定になり、関東南部でも局地的に激しい雷雨になっています。この後も断続的に雨雲が流れ込み明日6日(日)いっぱいは雨が降りやすい状態が続く見込みです。局地的な激しい雷雨にご注意ください。https://t.co/Bmyw2SfJ4U pic.twitter.com/FyWfjYfyXk
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 5, 2020
高潮災害にも対応するように呼び掛けています
【命に危険を及ぼす高潮への対応を!】高潮と高波は違います。高潮は、海面が異常に上昇する現象で、海岸堤防の高さを超えると一気に海水がなだれ込んできます。#台風第10号 の接近に伴い高潮災害が懸念されます。過去には台風に伴う高潮により甚大な被害も発生しています。 pic.twitter.com/1N1NPLOU85
— 気象庁防災情報 (@JMA_bousai) September 5, 2020
台風10号ハイシェンの天気図(予想)
気象庁の天気図も参考になります。
9月5日21時の予想天気図です
台風と前線が組み合わさると危険な状態になると言われています。
その場合は大雨や洪水に注意です。
台風への備え方
台風への備えを必ず確認してください.
もうあまり時間が残されていません.停電や断水を想定した家の備蓄,非常用持ち出し袋,最新情報の入手先を要確認です.お住まいの地域のハザードマップで災害の危険性を確認の上,ご家族や身の回りの状況を踏まえた自分にあった避難方法を決めてください. pic.twitter.com/wzw5ujuzSI— 荒木健太郎 (@arakencloud) September 4, 2020