いざ、キッチンの断捨離をしよう、と思ってもどこから手を付けたらよいのかわからない方におススメのやり方を公開します。
我が家では何年にもわたって試行錯誤したこの方法で、キッチン断捨離をして、とても使いやすいキッチンを保っています。
料理が得意で何品もちゃちゃっと作っちゃう、料理上手ななおともだちがうちにきて、一緒にご飯づくりをすることがありますが、そんなときはいつも、「あなたのキッチンは本当に使いやすい!」と言われます。
使いやすいキッチンの秘密は、ものを断つ、捨てる、執着から離れることにあるといえます。
断捨離のやり方 準備すること
断捨離をしようと思いついたら、まずはこのブログでやり方を一通り読んで、断捨離の流れを把握しましょう。
キッチン断捨離を始めるまえに用意するもの
- 大きい入れ物(手放すもの用、考え中のもの用)
- ごみぶくろ(捨てるものを入れる)
- 雑巾、スポンジ、重曹またはキッチン掃除用洗剤
- メモ帳、ペン、セロテープまたはポストイット
気持ちの準備ができたら、カレンダーに予定を入れましょう。だいたい1時間から2時間ほどの時間があるとよいですね。
予定通り断捨離をする日がやってきら、用意した入れ物に、メモ帳、またはポストイットで「手放す」「考え中」とかいたメモを貼ります。
ステップ1 すべて出す
まずは、キッチンにあるものを把握するために、しまい込んであるものをすべて出していく作業をします。
このときに、キッチンに残すもの(必要なもの)を置く場所を確保しておきましょう。
物を出しながら、手に取ったものをどうするか判断していきます。
キッチンに残すもの:現在使っているものはとりあえず、「キッチンに残すもの」置き場に、置いていきましょう。
「手放す」入れ物には、捨てるのがもったいないもので、貰ってくれるひとが思いつく場合や、売れるかもしれないものを入れていきましょう。
何かのお祝いやお返しで頂いた食器などは、箱のまま棚の奥で眠っている、ということがありがちです。
箱から出して使う場合はキープして、使わない場合はオンラインで買い取り業者を探したり、フリマで売りましょう。
「考え中」入れ物には、手放すのか、キープするのかを迷っているものをとりあえす入れておきましょう。
捨てるもの、手放すものはどんなもの?
賞味期限が切れたもの、こわれたもの、必要以上の数があるもの(お持ち帰りのお弁当についてきた割りばしなど)、貰い物で自分の趣味に合わないもの、古いもの、使いにくいもの
物を減らすヒント
同じものが二つある場合や人数分以上あるものは手放す。(お箸やスプーンなど余分にあることが多い)
他のもので代用できるものは手放す(ボウルはいくつかあると便利ですが、どんぶり、サラダボウルなどで代用できます)
このほかに、キッチン以外の部屋に行くべきものがあるかもしれません。たとえば、知らないうちにしまい込んでいた趣味の裁縫道具や子供が持って帰ってきたなにやら大事そうな小石など。とりあえず、キッチンにもどすのはやめて、おき場所を探してあげましょう。
ステップ2 カテゴリー別に分ける
この時点で、かなりのものが減っているのではないでしょうか。
次に、キッチンに残すものを、大きく4つのカテゴリー別に分けてみましょう。再度、残すものか、手放すものかを考えながらカテゴリー分けの作業をすすめます。
道具:調理器具(まないた、包丁、さいばし、木べら、フライ返し、お玉、ボウル、ざる、お菓子作りの型、フライパン、鍋など)、調理家電(炊飯器、湯沸かし器、トースター、ブレンダー、ミキサーなど)
食器:お皿、どんぶり、コップ、グラス、タッパーウェアなど
食品:粉もの、乾物、お菓子、缶詰、瓶詰、醤油や酒など冷蔵庫に入れないもの
その他:洗剤、スポンジ、ふきん、ごみ袋
ステップ3 掃除する
ここで一旦、残したものを戻すまえに、空っぽになった棚を雑巾できれいに掃除しましょう!
キッチンの棚やテーブルの掃除には、私の場合はなるべくケミカルは避けたいので、重曹をぬらしたスポンジにパラパラとかけて、全体にふき、固く絞った濡れふきんでさっとふき取ります。
油汚れに強い重曹は調理器具などをきれいにしたいときにも使えます。
ステップ4 使いやすい場所にもどす
最後に残ったものを戻していく作業ですが、ここでのポイントは、使いやすい場所に置くことです。
シンク下やシンク付近にあると便利なもの:ざる、ボウル、まな板、食器洗剤、ごみ袋など
調理場の下や調理場付近にあると便利なもの:フライパン、鍋、調味料、油など
このほかに、キッチンを使いやすくするポイントは
- よく使うものは手前におき、あまり使わないものは奥にしまう
- 重いものは下のほうにおき、軽いものは上のほうにおく
- こまかいものは中がみえるタッパーやかごに収納する
- 収納かごやタッパーはなるべく同じ種類、色のものを使うと見た目がスッキリする
- ストックの食材などはひとところにまとめて保管し重ね買いや期限切れを防ぐ
- 毎日つかう食器(コップやお茶わんなど)は取りやすい場所におくと、家族みんなが家事に協力できる
- 用途別にまとめると使いやすい(コーヒー、紅茶とカップは同じ場所、その近くにはお菓子をおくなど)
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まとめ
キッチンには知らないうちに、いろんなものが集まってくるものです。わたしの場合は冷蔵庫横のテーブルにとりあえず、と思って置いておいたものが気が付いたらたまっていることがよくあります。
知らず知らずにたまったキッチンの物たちを断捨離、整理して使いやすいキッチンを目指しましょう!
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