こんにちは。オーストラリアに住んで20年以上、2人の息子を育てながら現地で働き、ブログを書いている私が、今回は日本とオーストラリアの文化の違いについてお話しします。
最初は戸惑ったことも多かったけれど、今では「これがオーストラリアらしさなんだな」と楽しめるようになりました。これから留学・ワーホリ・移住を考えている方には、ぜひ知っておいてほしいリアルな違いを10個に絞ってご紹介します!
1. 靴を脱がない文化にびっくり!
オーストラリアでは、家に上がるときに靴を脱がない人が多いです。もちろん、最近では脱ぐ家庭も増えてきましたが、まだまだ「土足文化」が基本。
初めてオージー(オーストラリア人)の家に招かれたとき、「靴のままで本当にいいの?」と戸惑ったのを覚えています。
👉 私のおすすめ:オーストラリアの室内履きはUGGブーツが人気!
➡ UGG Boots
2. 朝が早くて夜が早い生活リズム
オーストラリアの人たちは、朝型生活です。スーパーもカフェも早朝6〜7時から開いていますが、そのぶん夜は早めに閉まります。
レストランも20時にはラストオーダーということも多く、「夜遅くに外食する」という日本の感覚とはまったく違います。
👉 我が家も朝食をしっかり食べて、早寝早起きスタイルに自然と変わっていきました。
3. レジで「How are you?(調子どう?)」にどう返す?
スーパーのレジやカフェのカウンターでよく言われるのが、「Hi! How are you?(元気?)」。
日本では買い物中に話しかけられることはあまりないですが、オーストラリアでは店員さんとちょっとした会話を楽しむのが日常です。
最初は戸惑いましたが、今では「Good, thanks! And you?」と自然に返せるようになりました。
👉 会話が不安な方には、英会話フレーズ集があると安心です。
➡ 旅の英会話伝わるフレーズ集
4. ママも「自分の時間」を大切にしている
オーストラリアのママたちは、子どもがいても自分の趣味やキャリアを大切にしている人が多いです。
日本だと「母親なんだから家庭優先で当たり前」という風潮もありますが、こちらでは「ママだって一人の人間」として尊重されています。
👉 私も最初は罪悪感がありましたが、今では自分の時間を持つことが子育てにもプラスになると実感しています。
5. BBQ(バーベキュー)は“行事”じゃなく“日常”
オーストラリアでは、BBQ(バーベキュー)を公園やビーチで気軽に楽しむ文化があります。
週末になると、家族や友達と持ち寄ってバーベキューをするのはごく普通のこと。無料のBBQグリルがある公園も多くて、本当に便利なんです。
👉 ピクニックやアウトドアが好きな方には天国のような国です。
➡ オーストラリアで人気のBBQグッズ
6. チップ文化がないのに接客がフレンドリー
アメリカなどと違い、オーストラリアには基本的にチップ文化がありません。
それなのに、カフェの店員さんもレストランのスタッフも、フレンドリーで丁寧な対応が多いのが印象的でした。
ただし「ありがとう」はちゃんと伝えるのが大事!笑顔で「Thanks!」と言うだけで、気持ちのよいやり取りができますよ。
7. 「空気を読む」より「自分の意見を言う」が大事
オーストラリアでは、自分の考えをはっきり伝えることが重視されます。
会議でも授業でも、ただ黙っているより「私はこう思う」と言うことが評価されます。最初は勇気がいりましたが、「遠慮=美徳」ではない文化に慣れると、とても気持ちが楽になりました。
👉 留学・移住を考えている方は、ディスカッション力を鍛えておくと安心です。
➡ 日本語のように話せるキレッキレ英語
8. 「時間にルーズ」なのは本当?それとも誤解?
よく「オーストラリア人は時間にルーズ」と言われますが、実際はシチュエーションによると思います。
仕事や学校ではきちんと時間通り。でも友達との集まりは「だいたい〇時」くらいの感覚。数分の遅れを気にしすぎない、ゆるい感じが特徴です。
👉 日本のきっちり文化に慣れていると、最初はちょっと戸惑うかもしれません。
9. カジュアルな服装が主流!オシャレより快適さ
オーストラリアでは、服装はとてもカジュアルです。職場でも「ビジネスカジュアル」でOKのところが多く、街ではTシャツ+短パン+ビーチサンダルの人もよく見かけます。
子どもの学校行事も、親はジーンズやスニーカーで来るのが普通。日本のように「きちんとした服」を求められることは少ないです。
👉 楽ちんで動きやすい服があれば十分!
➡ オーストラリアの気候に合うカジュアルウェア ICONIC
10. 「ありがとう」と「褒める言葉」が日常にあふれている
オーストラリアでは、小さなことでも「Thank you」「Good job!」「You look lovely!」と声をかけるのが普通です。
スーパーのレジでも、道端ですれ違ったときでも、ちょっとした一言があるだけで気持ちがあたたかくなります。
👉 子育てでも「よくできたね!」「えらいね!」とたくさん褒める文化があり、自己肯定感を育む教育につながっていると感じます。
まとめ:違いを知ると暮らしがもっと楽しくなる
日本との文化の違いに最初は戸惑うこともありましたが、「違い」を知ることで、オーストラリアでの生活がより楽しく、豊かになると私は思っています。
これからオーストラリアに来る方も、すでに滞在中で「モヤモヤする…」という方も、ぜひこの10の違いを参考にして、毎日の暮らしを前向きに楽しんでくださいね。
あわせて読みたい
オーストラリアでの買い物事情:スーパー・日用品・物価のリアル【在住20年の主婦が解説】